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柿の葉にはビタミンCが豊富、柿の実には酔い覚ましの効果!柿は効果の優れた果物だった!

柿

 

ビタミンCが豊富な柿の葉

秋の味覚の一つである「」!

私も大好きです。

 

甘くておいしくて、その上、ビタミンも豊富と言うことなしですね。

 

柿に含まれているビタミンと言えば「ビタミンA」!

 

「ビタミンA」が豊富に豊富に含まれているニンジンやカボチャは黄色から橙色をしていますよね。

 

これはビタミンAの前身であるカロチンを豊富に含んでいるからカロチン色になっているのです。

 

果物の中でもカロチンの含有量が多い柿は、鮮やかなカロチン色をしています。

 

このカロチン色からも、柿はビタミンAが豊富な豊富な果物、柿=ビタミンAという印象が強いですね。

 

しかし柿には、ビタミンAだけでなくビタミンCも含まれているのです。

 

でも、柿にはビタミンCが豊富というイメージはありませんよね。

 

それは、柿のビタミンCは柿の実ではなくて、柿の葉に豊富に含まれているからです。

 

柿の葉、特に4月から初夏にかけての若葉100g中には1000mgものビタミンCが含まれています。これは、レモンの10倍、ほうれん草の20倍もの量になります。

 

柿葉茶」って聞いたことありませんか?

 

柿の葉をお茶にして飲んでいるのです。

柿葉は肌をきれいにするということで、昔からお茶にして飲まれていたのです。

 

 

柿の葉すし

柿の葉すし

 

柿の葉と聞いて、私が直ぐに思い当たるのが、「柿の葉すし」です。

 

柿の葉すしは、奈良県が有名ですが、奈良県以外にも、和歌山県、石川県、鳥取県にもある様ですね。

 

柿の葉すしというのは、一口大の酢飯に鯖や鮭などの切り身と合わせ、柿の葉で包んで押しをかけた押しすしです。

 

食べる時は、柿の葉を取り除いて食べると聞いていたのですが、ビタモンCが豊富なので捨てるのは勿体ないですね。

 

食べれてばそのまま食べてもいいでしょうし、後で洗って乾燥して、少し蒸してまた乾燥させて、その後小さく砕いて柿葉茶として飲んでもいいのでは無いでしょうか?

 

柿の葉すしは、一つずつ柿の葉で包まれているので「取り分けしやすい」「お箸やお皿を使わず手軽に食べられる」「一口サイズ」といった特徴があります。


また持ち運びしやすく、保存性に優れているので、大勢で集まった時の料理や行楽の料理としても大活躍です。

 

上に書いたように柿の葉にはビタミンCが豊富であるだけでなく、ポリフェノールの一種であるタンニンが多く含まれ、抗菌・抗酸化作用にも優れています。

 

また柿の葉にはすし飯を乾燥から防ぐ以外に、保存性を高める効果があると言われています。

 

そして柿の葉すしに使われている鯖にはコレステロールを減らし、動脈硬化を防ぐ成分が含まれていますので、柿の葉すしは、健康的にも優れた食べ物です。

 

奈良へ行った時にはぜひ、柿の葉すしを食べてみてください。

駅近くの商店街でも売っています。

 

柿の実には酔い覚ましの効果

柿の優れた効果にはもう一つあります。

 

それは、柿の実には酔い覚ましの効果があるということです。

 

酔い覚ましに効く柿の成分は、フルクトース(果糖)とペクチン、そしてタンニンです。

 

フルクトースはアルコールの分解を助け、ペクチンは血液中のアルコール濃度を下げ、渋みの素であるタンニンは胃の粘膜を引き締めます。

 

フルクトースはほとんどの果物に含まれていますが、その中でも二日酔いに柿がいいのは、含まれているフルクトースの量が多いことと、タンニンが含まれているからです。

 

そして柿には利尿作用があるので、体外への排出が早くなるのです。

 

柿の素晴らしさを見直しました!

 

今年の秋には、柿をたくさん食べたいと思います。(^_^)