食物繊維とパントテン酸で便秘解消!
便秘解消には、食物繊維がいいと言われていますよね。
食物繊維というのは、タンパク質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルに次ぐ第6の栄養素と言われていて、大腸の掃除に大きな役割を担っています。
この為、便秘解消には食物繊維を多く含んだ食品を食べるのがいいと言われています。
私も便秘の時、食物繊維を意識して、食物繊維を多く含む食品をたくさん食べた事がありますが、便秘解消までは時間がかかってしまいました。
食物繊維をとっても便秘解消にはならないのでしょうか?
食物繊維をたくさんとっても便秘解消につながらない原因としては、大腸の「蠕動(ぜんどう)」が弱いということがあります。
食物繊維が腸内の不用物を絡め取っていくためには、大腸の筋肉の蠕動運動が必要なのです。
蠕動というのは、理科で習ったことがあると思いますが、筋肉が収縮を繰り返し、その動きが波のように次々と伝わって少しずつ移動していくことです。
この蠕動運動によって食べたものが押し動かされて腸内を移動していくのです。
ですからこの蠕動運動が弱いと、せっかくの食物繊維も効果が発揮出来ないのです。
ではこの蠕動運動を活発にするにはどうすればいいのでしょうか?
蠕動を促すのは、主に「アセチルコリン」という物質ですが、これは私たちの体内で合成されているのです。
アセチルコリンそのものを体外から取り入れることは出来ませんが、その代わりに「パントテン酸」を取り入れればいいのです。
何故なら、達の体内で、パントテン酸からアセチルコリンが合成されているからです。
パントテン酸を多く含む食品としては、玄米、納豆、レバー、大麦、ジャガイモなどがあります。
便秘解消には、食物繊維を含む食品だけでなく、パントテン酸を多く含む食品を一緒にとることによって、食物繊維の効果が発揮されるのです。
私の場合、パントテン酸を含む食品が少なくて、蠕動運動が活発でなかった為に便秘の解消までに時間がかかったのかなと思います~。
これからはパントテン酸を含む食品も意識していきたいですね~ (^_^)