吹きこぼれない鍋の秘密!どういう構造になっているの?
やっちゃいました~
今日、煮物をしていてついついうっかりとして、鍋が吹きこぼれてしまいました。
みなさんは鍋が吹きこぼれるという経験ありませんか?
気を付けないといけないということはわかっていても、ついつい他の事をしたり、気をとられていると鍋がふきこぼれて、周りが水浸しになって、後片付けが大変です~。
みなさんは鍋の吹きこぼれ対策、どうしていますか?
わたしは鍋のフタをずらしておいたり、ティシュなどで鍋とフタの間に隙間を作ったりしています。
それと、ガスの火を弱火にすることですね。
大概はこういったことに気をつければ、鍋が吹きこぼれるという事はないのですが、ガスの火を弱火にする前にちょっと離れてしまうとかすると、だめですね。
こんな時、ガスの火が強くても吹きこぼれない鍋があるといいのにな~と思っていました。
そしてついに、吹きこぼれない鍋というものを見つけました。
ここで気になるのが、吹きこぼれない鍋というのは、どうして吹きこぼれないのか?
どういう構造になっているのか? ですね。
便利に使えるのであれば、原理や構造など気にしなければいいのですが・・・・・。
どうしても気になってしまう ワ・タ・シ。
吹きこぼれない鍋と称されている製品をよく見ると、鍋の口がずいぶんと広くなっていました。
この形状は何かに似てるなと思ったのですが・・・・・。
・
・
・
・
・
何となく中華鍋に似ていませんか?
そう言われれば、中華鍋では鍋から吹きこぼれたという記憶がありません。
もっとも中華鍋を使って、水気を中華鍋の口近くまでひたひたにして使うということが無かったので、中華鍋では吹きこぼれなかったのかもしれませんが・・・・・・。
でも今回調べてみて、中華鍋の形状が正解だということがわかりました。
中華鍋の様に、鍋の側面を曲線にして、口に近くなるほど広くすると、中のお湯の対流が内向きになるので、吹きこぼれないのです。
この形状の吹きこぼれない鍋というのは吹きこぼれないだけでなく、鍋の側面で熱せられたお湯が鍋の内側にどんどん対流するので熱が外に逃げにくく、普通の鍋よりも早く沸騰し、中の野菜などにも早く熱が伝わっておいしく煮れるという効果もあるのですね。
この鍋の形状を発明したのは、長野県のセイコー製作所という会社の社長さんだそうです。
あるとき、丸いボウルでうどんを茹でてみたらお湯がふきこぼれなかったということからヒントを得たそうです。
吹きこぼれない鍋の原理はわかったけど、少し高いし、買うのはどうしようかな~。