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にきびが肌に出来てしまう原因
にきびがたくさんできて対応に四苦八苦しているという人は、今でも少なくはないようです。
にきびと一括りで表現していますが、成人してからのにきびと、少年期にできたにきびは、要因が違っています。
どうしてにきびができるかが違えば、どんな対処が適切かも違いますので、まずは成り立ちを知ることです。
ティーンエイジャーのにきびは、毛穴に皮脂汚れが詰まり、その部分が炎症になることで起きます。
若い頃は皮脂分泌が活発に行われているためです。
それに対して、大人の肌にできるにきびは、主に肌が乾燥することと古くなった角質が蓄積されることが、にきにの原因であるとされています。
どちらのにきびにも言えることは、症状を悪化させる要素には、生活習慣が大きく関係していることです。
お肌の状態が悪くなる理由には、睡眠がとれていないことや、精神的なストレスが蓄積していることがあります。
栄養バランスの偏った食事をしていたり、油分や糖分の多い食事をすることも、にきびと関係があります。
毎日の顔の洗い方、メイクの落とし方も、皮膚に負担がかかりすぎないようにすることが、にきび対策効果をあげられます。
顔を洗うことも、メイクを落とすことも、特別なテクニックはなさそうに見えますが、どの商品を選ぶかでも、結果は大幅に左右されます。
たとえば、クレンジングや洗顔の際に汚れをしっかり落とそうとするあまり、顔を強くこすってしまう人が少なくないようです。
毎日の洗顔時の肌への刺激によって、肌の乾燥が引き起こされてしまうことも、にきにが出来てしまう原因として考えられています。
にきびができる原因と種類によって異なる治療方法
にきびの種類によって適切な治療方法を選択することで、早期に治療してきれいに治すことができます。
なぜにきびができるかは、その人の肌質や体質によって違いますが、肌荒れや、偏った食生活、生活サイクルの乱れなどが原因です。
精神的なストレスを受けることによってできる場合もあります。
強いストレスを感じると自律神経が乱れやすくなり、交感神経が狂うことで男性ホルモンの分泌量が多くなり、にきびができやすい肌質になるためです。
にきびの治療には、まず、できたにきびが何かを確認する必要があります。
白にきびは、皮脂が毛穴に詰まっている状態です。
炎症にまでは至っていないので、これ以上症状が悪化する前に適切に対処をすれば、にきび痕ができる心配はありません。
自分でにきびを潰してしまうと、肌に傷ができるだけでなく、雑菌が入って炎症を起こすと痕ができてしまうので注意しましょう。
皮膚科でにきびの治療を行う場合は、器具を使って皮脂を取り除くという場合があります。
皮脂の分泌が進んで内容物が収まり切らなくなって毛穴から出てくると、皮膚表面の皮脂が酸化して、黒くなって見えます。
黒にきびは、白にきびと同様、炎症が起きる前に治療することできれいにできます。
にきびが白や黒のうちに対処しないと、皮膚が刺激されて炎症が起きやすくなり、赤く腫れて皮膚細胞がダメージを受けるので、治療が大事です。
皮膚科での治療が必要なにきびとは、黄色や紫色の化膿が進んだにきびです。
膿が出るようになると、にきび痕ができやすくなります。