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電子レンジのふかしイモはどうして甘くないの?おいしいやきいもを作るには?

寒い冬の季節には、ホカホカで甘い「やきいも」が大好きです!

 

ヤキイモ

ほっかほっかのヤキイモ

サツマイモを買ってきて、お家で作ることもあるのですが・・・・・・。

なんだか、あまりおいしくありません。

 

サツマイモの種類が悪いからだとか、保存種類が悪いからだとか、どうしてなんだろうと考えていました~。

 

お家で作るヤキイモはヤキイモと言っても実際に焼いている訳ではなくて、時間短縮のためにふかしているのですが・・・・。

 

お家で作るふかし芋の中でも、蒸し器でふかした場合と、電子レンジでチンした場合では、甘さが違う気がします。

 

電子レンジでつくるふかしいもは甘くなくて、美味しくないのです。

 

どうしてかな~と思って、原因を調べてみました。

 

やきいもやふかしいもが甘いのは、いもに含まれるグルコースやフルクトースという糖分があるかれです。

 

ではこのグルコースやフルクトースがたくさん含まれているサツマイモをつかえばいいのでしょう~、と思うのですが・・・・・・・・。

 

実はこのグルコースやフルクトースは、もともとのサツマイモに含まれているのではなくて、サツマイモのでんぷんが酵素と熱の作用で分解されてグルコースなどの変わるのです。

 

そしてこのデンプンからグルコースへの分解反応は、とってもゆっくりと進むのです。

 

じわじわ、じわじわとデンプンが分解されて甘くなっていくのです。

 

この分解反応は、温度が高いほうがよくすすみます。

 

高温でじっくりと加熱するほどサツマイモは甘くなるのです。

ということで、石焼き芋は、理にかなった調理法ですね。

 

高温に熱した石の温度で、サツマイモをじっくりと焼くので、デンプンからたくさんのグルコースやフルクトースが作られてとっても甘くなるのですね~。

 

電子レンジでチンすると、短時間で加熱することになるので、サツマイモが柔らかくはなるけど、甘くはならないのですね。

 

という事は、お家ではおいしいヤキイモは作れないの????

 

これは困りました。

 

私が小さい子どもの頃は田舎に住んでいたので、落ち葉を集めてその中にサツマイモを放り込んでおいてヤキイモを作った記憶があります。

 

その時のヤキイモはとても甘くて美味しかった記憶ですが、これも落ち葉で長時間サツマイモを焼いたからなのですね~。

 

納得!!!!

 

今住んでいるところは、とても落ち葉を集めてヤキイモを作ることなどできないので、おいしいヤキイモを食べたい時は、お店で買ってくるしかないのでしょうか???

 

 

ここで、閃いた事があります。(^^)

電子レンジでもおいしいサツマイモが作れるかもしれません。

 

長い時間かけてサツマイモを焼けばいいのだから、電子レンジのタイマーの時間を長くすればいいのでは。

 

電子レンジンの時間を長くする時、パワーが高いままだとサツマイモが加熱されすぎて破裂してしまうので、電子レンジのパワーは最小にします。

 

私の家の電子レンジは100Wが最小出力でしたので、100Wにしました。

 

小さめのサツマイモを買ってきて、水洗いします。

水洗いしたサツマイモをキッチンペーパーで包んで、さらにラップします。

この状態で、15分~20分程度電子レンジで加熱します。

電子レンジから取り出して、フライパンで表面に焼き目をつけます。

 

注意:

電子レンジの加熱時間は、サツマイモの大きさによって変わってきます。

時々様子をみながら、サツマイモの中心まで柔らかくなる時間を見つけてください。

 

このヤキイモの作り方は、ここのサイトを参考にしました。

   ↓   ↓   ↓

kumiko-jp.com

 

こうして作ったヤキイモは、とっても甘くてホクホクでした。

 

今まで電子レンジで作っていたふかし芋とは全然違います。

 

ちなみに同じ種類のサツマイモで、今までの電子レンジでのふかし芋と今回の電子レンジでのヤキイモを作って比べてみたところ、同じサツマイモでも甘さが違いました。

 

ヤキイモの作り方でこんなにも甘さが違ってくるなんて思ってもいませんでした。

 

おいしいヤキイモが作れて満足です~。(^_^)